TOKYO 2020も閉会式 過去のオリンピックを振り返る①
皆様ご無沙汰しております。
最近まったく更新してませんでしたが久々の更新です。
そもそも飛行機に乗るような旅行にまったく行けていませんので、今回はオリンピックの話を。
賛否両論あったり問題山積だったり異例ずくめだった東京オリンピック(TOKYO 2020)も早いもので今日閉会式です。
私も始まるまでは「本当にやるのか?」とか「始まる感じがしない」とか「全然盛り上がらないんじゃないか」などと思っていましたが、いざ始まると連日TVで観戦し盛り上がってしまう自分がいます。
基本的にオリンピック大好きなのです。
そこで、過去の印象に残っているオリンピックを振り返ってみたいと思います。
物心ついて覚えている(ちゃんとテレビで見た記憶がある)最初の夏季オリンピックは1984年のロサンゼルス大会です。
小学校低学年だったのでほんの一部しか覚えていないのですが、ジョン・ウィリアムズによるあの有名なオリンピックテーマ曲、開会式のロケットマン、カール・ルイスの大活躍が印象に残っています。
1994年 リレハンメル冬季オリンピック
皆さんにはあまりなじみがないかもしれませんが、私の最も印象に残っているのは1994年のリレハンメル(Lillehammer)冬季オリンピックです。
幼少期を群馬県の山間部で過ごしたため、小学生時代にスピードスケートやスキーを結構本格的にやっていました。ウインタースポーツが大好きで、冬季オリンピックが印象に残っています。
1984年のサラエボオリンピックでは、スピードスケート短距離で金メダルの本命と言われた地元群馬県嬬恋村出身の黒岩彰が500mで10位に終わってしまい(たぶん映像ではあまり見た覚えがなく、親から知らされた)、ショックを受けたことをなんとなく覚えています。黒岩彰は1988年のカルガリーオリンピックでは男子500mで念願の銅メダルを獲得し、録画したVHS(懐かしい)を擦り切れるほど見た記憶があります。
リレハンメル大会は第17回の冬季大会です。
それまでオリンピックは夏冬を同じ年に開催していたのですが、これを2年ごとの隔年開催にするために冬季大会の開催を2年ずらしたため1992年のアルベールビル大会から2年後の開催となりました。
当時高校生の私には、冬季五輪史上最も北の都市で行われたこのオリンピックがリレハンメルの美しい風景とともに記憶に残っています。とくにジャンプ競技場の青空と素晴らしい景色や開会式の幻想的な雰囲気が強烈に印象に残っています。
オリンピック賛歌:ノルウェーの国民的歌手で同大会のテーマソング"Fire in your heart"も歌ったシセル・シルシェブーが民族衣装で独唱しました。
このオリンピック賛歌もすごかったのですが、"Fire in your heart"が大好きで、シングルCDを買って繰り返し聴いていました。
シセルはこのオリンピックで一躍有名になり、世界的に知られるようになりました。
聖火:最終ランナーがトーチを持ってジャンプ台からジャンプして降り、聖火台に点火するという度肝を抜かれる演出でした。
ノルディック複合:地元群馬県草津町出身の荻原健司がKing of Skiと呼ばれるノルディック複合で大活躍し、日本が団体で金メダルを獲得しました。
ジャンプ:ジャンプ団体で日本は2位のドイツを大きくリードし、最終ジャンパーの原田雅彦が100mちょっと飛ぶことができれば(=よほどの失敗ジャンプをしなければ)優勝が決まるはずだったのですが、結果は97.5mで銀メダルに終わり、TV越しに涙を流したのを覚えています。
ジャンプ競技中の綺麗な青空が印象に残っています。
写真は朝日新聞のサイトから引用
リレハンメルまで行ってみた
この高校時代に見たオリンピックがすごく印象に残っていて、北欧やノルウェーに興味があったので、社会人になって、2005年夏休みにノルウェー旅行に行き、実際にリレハンメルに行ってしまいました。
ジャンプ台にもリフトで上りました。
念願のジャンプ台
ジャンプ台の上部からリレハンメルの町を望む
オリンピック博物館の看板
車窓から(雨が降っていました)
それから、各オリンピックのTV放送テーマソング(NHK放送テーマソングが中心ですが・・・)もかなり好きです。
曲を聴くといつのオリンピックか名場面とともに思い出せます。
ちなみにリレハンメル大会のNHK放送テーマソングは高橋真梨子の『遥かな人へ』でした。
他にも印象に残るオリンピックがありますので、次回以降テーマソングのことも含めて書いていこうかと思っています。